ディレクターの植松です。
いつも「北斗の拳 LEGENDS ReVIVE」をプレイしていただき、誠にありがとうございます。
現在アプリ内で不具合が頻発する状況となっておりますこと、大変申し訳ございません。
今回発生した一連の問題についてチーム内で詳細な振り返りを行い
開発・検証・リリースまでの一連の流れの中に改善すべき点が多くあったと反省しております。
長くサービスを続ける中で積み上がった様々なフローに対し、人員とアプローチの両方に問題がありました。
この点を踏まえ、以下の改善にすでに着手しています。
・検証工程の流れを細分化し、複数の観点から確認を行う体制へ変更
・仕様変更時に発生しやすい問題を洗い出し、対策を事前に組み込む仕組みの導入
・リリース前チェックの方法を見直し、確認項目をデータ単位で管理
これらは問題が起きにくい仕組みに置き換えることを目的に進めています。
また、現在進行中のアップデートやイベントについても、
同じ問題を繰り返さないよう、すべて新しいプロセスで再確認を行っています。
今回のディレクターレターではこれら取り組みについて詳しくお伝えいたしますので、ぜひお目通しいただければ幸いです。
より良いサービスをお届けするための取り組み
不具合が多発しておりますこと、重ねてお詫び申し上げます。
現在運営チームにて取り組んでおりますサービス品質改善に向けた取り組みについてご報告いたします。
[拳士不具合の減少に向けた取り組み]
現在、2軸での改善を進行中です。
1つ目は、データのテストをより柔軟に実施するためのシステム改善です。
システム上の制約があり効率良く拳士データをテストできない、というケースが度々発生しております。
そこで、近日中に開発システムの改修を実施しこの問題を解消、データテストの品質向上を実現いたします。
ただ、開発システム自体にメスを入れる関係上、対応完了までには少々お時間を頂戴してしまう見込みです。
こちらの対応状況については、今後も定期的に報告させていただきます。
そしてもう1つは、各種テスト対応の自動化です。
手動対応による人的ミスを防止するため、自動的にテストを行うための各種機能を整備しています。
一例としまして、自動で様々な条件でのバトルを繰り返し実施し、進行不能やエラーなどを自動で検知、集積する仕組みが運用開始されました。
これらの取り組みを通じて、拳士にまつわる不具合が起きにくい体制を構築してまいります。
[不具合発生時のお客様へのご案内にまつわる取り組み]
不具合の発生状況だけではなく、不具合発生時のご報告についても品質面の課題があると考えております。
より迅速にお客様へ不具合情報をご案内したいのが本音ですが、どうしても事象の発生確認ができるまで正式なアナウンスは実施できません。
それは、不確定な情報を運営から発信することでさらなる混乱を招いてしまうことを防ぐため、という意図からです。
しかし、少しでも早く皆様へのご案内ができるよう発生確認に役立つ社内ツールの開発、改善を進めております。
少し踏み込んでお伝えしますと、北斗リバイブのバトルは大別して2種のバトルから構成されております。
・サーバー上で実施されるバトル
・クライアント上で実施されるバトル
それぞれの調査を迅速に進められるよう、下記の内容を開発環境に実装いたしました。
・サーバー上で実施されるバトルについて
バトルのIDを指定することで該当バトルを調査環境内で再現する機能がございます。
こちらの機能を改善し、複数件の調査を並走できるようにいたしました。
これにより柔軟な調査進行を実現し、より早期の発生確認に繋げられると見込んでおります。
・クライアント上で実施されるバトルについて
仕組み上、クライアント上のバトルには詳細なバトルログが残らず、サーバー上バトルのように調査環境内での再現ができません。
そのため、クライアント上のバトルを調査するために専用のシミュレーターが存在しております。
今回、こちらのシミュレーターを使用する際の挙動を改善いたしました。
調査用バトル編成を設定するための補助ツールを実装し、より厳密な発生状況の再現が可能となりました。
加えて、従来はシミュレーター使用のために専用のエネミーデータを作成する必要がありましたが、こちらが不要となるよう改善を行いました。
これにより、調査に要する時間の短縮を実現いたします。
今後も更なる改善を継続的に実施し、不具合件数0件を目指し発生数を減少させるのに加え、速やかに皆様へ詳しい情報をアナウンスできる体制を構築いたします。
「快適にプレイしていただける北斗リバイブ」という当たり前を実現するべくチーム一丸となり取り組んでまいりますので、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
新拳士情報
続いては、新拳士情報のコーナーです。
12/28より登場する新拳士はこちら!

「サウザー 悪の帝王」が新たにレアリティ昇格可能拳士として登場します。
聖帝軍を従え、覇道を邁進する[聖帝]サウザー。
その拳にあるのは、宿命奥義を中心とした怒涛の攻撃による制圧前進のみ!
特徴的なバトル性能をご紹介いたします!
1. 4回もの宿命奥義を発動可能!圧倒的な攻撃力と継戦能力
「サウザー 悪の帝王」は、合計4回の宿命奥義を発動できます。
[不倒貫通]と[穿通・極]が付与された宿命奥義により敵の耐久力を何度も大きく削ることが可能です。
2. 宿命奥義で敵の[ダメージ上限指定]の効果を弱体化!
宿命奥義発動前、主目標の持つ[ダメージ上限指定]の上限値を40%上昇させることができます。
この効果は宿命奥義発動後も継続するため、味方拳士全員の火力を上昇させ敵拳士の早期撃破に貢献できます。
詳しい性能は、後日ゲーム内でご確認ください。
特別な練武イベントの開催
次は、特別な練武イベントのお知らせです。
「サウザー 悪の帝王」登場にあわせて、12/29より練武イベントを開催いたします。
本イベントの高難易度クエストにて、1月末に実装予定の新バトルコンテンツで登場予定の新機能「バフ・デバフ効果設定機能」を先行して体験できます。
この機能は、クエストバトルの難易度を自由にカスタマイズしてバトルを楽しめる機能です。

クエスト開始前に、バトル内容を変化させる様々な効果を任意で選択、組み合わせることができます。
攻略に苦戦中のクエストでは自身が有利になる効果を複数セットすることでクリアできるようになるかもしれませんし、
逆に腕に覚えのある方はすべてのデバフ効果をセットして最高難易度での攻略にチャレンジしてみるのも面白いかもしれません。
※今回、効果のセット状況に応じた報酬内容の変化はございません。
新バトルコンテンツの実装までにはもうしばらくお時間を頂戴してしまいますので、皆様に少しでも新たな遊びを体験していただけるよう今回このような形で体験イベントをご用意しました。
ぜひ、今回のイベント期間中に様々なカスタマイズでバトルをお楽しみください。
1月のイベントスケジュール
続いて、1月に開催予定のイベントスケジュールをお伝えします。

1月中旬には、UR拳士のレアリティ昇格実装を予定しております。
対象拳士やバトル性能などは1月上旬に発表予定ですので、誰が登場するか予想しつつ楽しみにお待ちいただけますと幸いです。
このほかにも、ストーリー新章の開放や新年を記念したイベント施策、2026天星石をはじめとしたお年玉プレゼントなど盛りだくさんの内容でお届けします。
また、1月に開催いたします「天外練気覇王戦」では「サウザー 悪の帝王」をモチーフとした今回限定の特別なフレームが登場します。
サウザーフレームの獲得を目指し、バトルにチャレンジしてみてください!
ぜひお楽しみに!
終わりに
今回のディレクターレターは以上です。
不具合件数の減少や総合的なサービス品質改善を早急に実現すべく、チーム一同全力で取り組んでまいります。
次回のディレクターレターは1月下旬に掲載いたします。
1月末の新拳士についての情報や、新バトルコンテンツに関する詳しい情報などをお伝えする予定です。
今後とも[北斗の拳 LEGENDS ReVIVE]をどうぞよろしくお願いいたします。