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2021/07/22 12:00 開発ノート#2:ドラマティック演出をご存知ですか?

ケンシロウはもちろんのこと、一言で語り尽くせない魅力を持った拳士が多数登場する「北斗の拳」。
 
彼らの織りなす物語は、数多くの激闘、名場面を生み出し、
今なお北斗ファンの記憶に刻まれています。
 
北斗の拳をゲーム化するうえで究極の原作体験を掲げているので、彼らの激闘をできるだけ再現したい。
その再現の一つの形として、バトルにおける「ドラマティック演出」という機能があります。
 
なにそれ?と思う方もいると思いますが、特に表立って記載などしていない機能で、
特定の拳士を、ゆかりのある特定拳士の奥義で撃破すると、
バトル勝利時にいつもと違う演出になることがあります。
 
ケンシロウやレイで最後の敵を倒すと、特殊なやられ演出がでることはよく見るかと思いますが、
これは、相手パーティの最後の一人を特定の拳士の奥義で撃破する必要があるので、
気が付かなかった方も多いのではないでしょうか。
 
例えば、「ケンシロウ無想転生」で「ラオウ」を倒すと、
南斗の塔でケンシロウが無想転生を初めて繰り出した場面。
「ラオウ トキが待っている‼」
の原作コマを再現した演出になります。
 
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他にも、「トキ剛の拳」で「ラオウ」を倒すと、
病が蝕み死期の迫る体でなお、届かぬと知りながらあえて剛の拳で挑み、死力を尽くし臨んだトキとラオウの一戦。
「天を見よ‼」「見えるはずだ あの死兆星が‼」
死兆星を指さすトキの演出になります。
 
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「ラオウ」で「ジュウザ」を倒すと、
「南斗最後の将」の正体を知り、無頼の雲が血を賭けて挑んだラオウとの戦い。
黒王号とともににジュウザを看取る時の演出になります。
 
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作中で繰り広げられた、心揺さぶられる戦いの数々を、ドラマティック演出として盛り込んでいます。
ラオウが激突する戦いは、自ずと名勝負となりますね。
 
演出のほかに、ボイスが変わるパターンのドラマティック演出もあります。
例えば、「ケンシロウ」で「サウザー」を倒した場合。
死闘の末サウザーを破り、彼の最期を見届けたケンシロウがつぶやく、
「哀しい男よ」「だれよりも愛深きゆえに」
この台詞を聞くことができます。
 
他にも、「カイオウ」で「ケンシロウ(無想転生含む)」を倒したときや、
「ユダ 赤き妖星」で「レイ 白き水鳥」を倒すなどでも、普段と違う名シーンのボイスに変化します。
 
ストーリー以外にもゲームとして原作再現ができないかと、リリース前の開発段階で考えた時に、
せっかく3Dで忠実に拳士をおこしているので、キャラ同士でちょとした掛け合いみたいなことを盛り込めないかなと始めた機能ですが、
現在まで演出が6パターン。ボイスは15パターンほどあります。
今回例に挙げた組み合わせは一部に過ぎないので、ぜひご自身の目で、確かめていただきたいと思います。
また別の開発ノートでも紹介したいと思います。
 
「ドラマティック演出」は、今後登場する拳士たちでも実装予定です。
新拳士実装時に、この拳士にはあるのかな?と原作を思い出しながら気にかけていただけると嬉しいです。
 
今後とも北斗リバイブをよろしくお願いいたします。