
北斗神拳の第62代伝承者。文明社会が核戦争により崩壊する以前の上海で閻王と恐れられた男。リュウケンの兄であり、ケンシロウの名前の由来となった人物。地獄と化した魔都上海で、ただ朋友の義気と愛する玉玲のためにその拳をふるう。

北斗神拳から分派した北斗三家の拳のひとつである北斗孫家拳の使い手。またの名を霊王。阿片の力を借り身を滅ぼしてまで会得した秘孔変異を使い、始祖の拳である北斗神拳を超えるため拳志郎の前に立ちはだかる。

フランス陸軍で大佐として情報武官を務めるユダヤ系フランス人。霊王芒狂雲とは同門の北斗孫家拳の使い手。しかし、それはあくまで護身術と考え軍人としてサーベルやピストルを使って闘う。

拳志郎の恋人。上海裏社会の組織青幇の幇主であり拳志郎の朋友でもある潘光琳の妹。拳志郎を愛する彼女は、養父が決めた許嫁の狂雲によって記憶を奪われ、表向きは死んだものとされた。しかし、女馬賊李秀宝としてたくましく生き延びていた彼女は、運命の旅路で再び拳志郎と巡り合う。

